3巻を読んでて、どうしてシリウスは「太った婦人」をナイフで切り裂いたのだろう、って真剣に考えていまして。
その結果の妄想と捏造のお話↓
彼はかなり切羽詰まった状況だったし、お腹も空いていただろうし睡眠も足りていないだろうしで、精神状態はとても不安定だったんだろうと思う。
怒りやすい精神状態でもあったんだろうなって考えてる。
それでも、もしも「婦人」がシリウスのころから寮の出入り口を守っていたのなら、彼女に対してそれなりの愛着なり何なりはあったのかもしれない。
愛着とか情とか、そんなたいそうなものはないかもしれないけれど。
シリウスは、肖像画は物体としてみなして、物体に対して抱く以上の感情を持つことはなさそう(勝手な想像)。ドライなところありそう(勝手な想像)。
でももしかしたら、「婦人」はシリウスにとって、聞きたくないことを言ってしまったのかな、とか、彼にとって触れられたくないことに触れてしまったのかな、とか思ってしまった。
お話の中では私はたくさん捏造をしていまして、その中の一つが、「婦人」は「秘密の守人」の一件を知っていた、というものです。
肖像画たちって、結構色んなところを好き勝手に出歩いているみたいだし、噂話の好きな人らも多いみたいだから、知っている可能性はゼロじゃないかな、なんて。
で、書いた。
ずっと悶々と考えていましたが、自分の中の何かは一つ、昇華できたかな、と。